大学院

大学院

Course of Food Science and Technology

我が国の食品産業が今後とも経済的な優位を保ちつつ世界に生き残るためには、食品産業自体が高度な技術力を駆使できる産業へと脱皮することが不可欠です。
本課程では、水産食品を中心とした各種食品の安全性・健全性・機能性・生産性等に関する評価手法の確立や次世代をリードする技術の開発研究を、学問分野の壁を越えて推進します。

近年では、食品企業を中心に研究開発部門では修士号を有する学生の採用が中心となっています。そのため本学でも食品生産科学科を卒業後に大学院博士前期課程へ進学する学生の割合は、例年約50%と非常に高くなっています。

大学院では博士前期および後期課程共に本学の食品生産科学科を卒業した学生のみならず、他大学や社会人からの入学も積極的に受け入れており、これまでにも多数の学生が大学院を修了し食品、製薬、化学などの世界で活躍しています。

学問分野の壁を越えて連携したシステム

学問分野の壁を越えて連携したシステム

博士前期課程

食機能保全科学専攻
食品の品質設計や機能保全など最先端の食品科学を学ぶことが出来ます。大学院に進学することで、学部で身に着けた研究者としての基礎をさらに発展させていきます。

食機能保全科学専攻

食品流通安全管理専攻
食品流通(フードサプライチェーン)の安全管理や制御を学ぶことが出来ます。学科からの進学はもちろんのこと、社会人入試も活発で幅広い層の学生が学んでいます。

食品流通安全管理専攻

博士後期課程

応用生命科学専攻・食品機能利用学
安全かつ高品質の食品の機能解析及びその保全と設計、次世代型食品の創製及び食品の高度有効利用等のための先端的学理と技術開発について教育研究します。
日本を取り巻く諸外国の食糧生産や食品製造の力が著しく向上する中、我が国の食品産業が今後とも経済的な優位 を保ちつつ世界に生き残るためには、食品産業自体が高度な技術力を駆使できる産業へと脱皮することが不可欠です。本課程では、このような状況に対応できるより高度な能力を開発すると共に、食品分野の高度専門職業人等を養成します。

博士号を取得し卒業した多くの学生が、各地の大学で教員として日本の食品研究をリードしています。本学の食品生産科学科にも多数の生え抜き教員がおり、学生の指導にあたっています。

応用生命科学専攻・食品機能利用学